アジャイル型プロジェクトマネジメントのアジャイル(agile)とは機敏な身の軽いと言う意味です。アジャイル型プロジェクトマネジメントはとにかく、従来の計画主義から如何に早く目的を達成するかを主眼において実行するプロジェクトマネジメント方式です。具体的にはアジャイル式は成果物ではなく、企業と顧客のバリュー(金銭的価値)を求めます。従って、非効率な要件定義時間やマニュアル作成時間を省いて、仕様が明確な業務のコア部分を早期に動かして、顧客のレビューと試行を行います。ただし、アジャイル型プロジェクトマネジメントは図1に示す通り、とにかくやってみるのではなくアイデアを試すためのロードマップを重視します。ロードマップの1つは図2に示すバックログです。例えば、バックログに従って、アイデアをとにかく試して可視化を行い、顧客のレビューと試行を短期間で繰り返します。図3に示す様に、バックログは顧客のバリューを明確にして、1週間程度のタスクを基準に作成します。そして、バックログでは出来ている部分と挑戦する部分を明確にします。ここで、大事なのが1つのタスク(スプリット)がなぜ、1週間程度なのかです。その理由は、人の時間感覚が曖昧なためです。人は1週間の作業であれば、タスク実行の順番と作業量を確実に把握することができ、工程遅延になることは希です。しかし、工期が1月の場合、タスクの作業見積もりは曖昧で、工程遅延となる可能が大となります。

図1 アジャイル型プロジェクトマネジメント

図2 アジャイルプロジェクトのバックログ(システム開発の例)

図3 アジャイルプロジェクトとスプリット










